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再造林放棄問題をオープンイノベーションで解決―14チームが採択され、事業開発を開始

再造林放棄問題をオープンイノベーションで解決―14チームが採択され、事業開発を開始

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一般社団法人ビジネス・エンジニアリング・センター(以下、BEC)、および株式会社Speroは、林野庁事業「令和元年度持続可能な森林づくりイノベーション創出事業」において、再造林放棄問題を林業人材と異分野人材のオープンイノベーションで解決する、アクセラレーションプログラム” Sustainable Forest Action(以下、SFA)”を実施している。SFAは、2019年7月~9月の間で参加者を募集し、その中から63名、14チームを採択したことを発表した。

SFA参加者の顔ぶれ

SFAには、異分野の大手企業(大建工業株式会社、国土防災株式会社など)、農林業を主なフィールドとしたベンチャー企業(リデン株式会社、VUILD株式会社、株式会社森未来、株式会社マプリィなど)、メーカー(イー・バレイ株式会社、株式会社デザイオなど)などが採択され、参加することとなった。これらの異分野人材に対し、林業関係者がマッチングされてチームが組成される。

なお、合計で63名が参加することとなるが、その内訳は林業人材23名、異分野人材40名だ。そこから、14チームが組成され、東京会場8チーム、京都会場6チームでスタートする。

アクセラレーションプログラムの流れ

9月27日にはTechshop Tokyoにて、東京会場キックオフ、9月28日には学校法人瓜生山学園 京都造形芸術大学にて、京都会場キックオフが開催された。今後、約2ヶ月間に渡って、各チームに別れてユーザーインタビューやプロトタイピングを行い、事業開発を進める。SFAでは、事業開発経験者や、林業経験者をメンターとして配置し、12月上旬に行うデモデイに向けて事業開発を伴走していくという。

なお、デモデイでは、投資家・事業会社などが参加する審査会にてプレゼンテーションを行い、優秀な事業プランについては、副賞として事業開発費用(最優秀賞100万円、優秀賞50万円)が提供される。その費用を活用して、1月~3月の間でプロトタイプ開発・実証実験などを行い、最終的な事業化を目指すという。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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