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宅配バッグOKIPPA|大手配送会社協力のもと、八尾市で再配達を削減する実証実験を開始、モニターを募集

宅配バッグOKIPPA|大手配送会社協力のもと、八尾市で再配達を削減する実証実験を開始、モニターを募集

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物流系ITスタートアップのYper株式会社は、八尾市グリーン交通・配送推進協議会と協議会委員である大手配送会社の配送協力のもと、簡易宅配ボックスであるOKIPPAを用いた再配達防止、および二酸化炭素排出量削減に向けた実証実験を実施する。それに伴い、八尾市に在住するモニター1000世帯に抽選でOKIPPAを無償配布するという。

取り組みの背景

2019年6月に国交省が発表した最新の宅配便再配達率は16.0%(都市部18.0%、都市近郊部15.2%、地方12.4%)と前年の15.0%と比較して1ポイント悪化している。2017年度の調査開始時の16%より数字上は再配達が減少していないが、宅配物の取扱個数は2017年から2018年の間で、42.5億個から43.7億個に増加。そのため、再配達個数自体は増加している。

国交省は「総合物流施策推進プログラム」において、宅配便の再配達率の削減目標(2020年度13%程度)を設定し、集合型の宅配ボックス以外にも、置き配検討会を設置するなど消費者の受取り方の選択肢を多様化する施策を検討している。

このような背景のもと、今回八尾市グリーン交通・配送推進協議会が中心となり、簡易宅配ボックスOKIPPAを開発・販売するYperは、当協議会委員である大手配送会社の協力のもと、消費者が手軽に設置可能なOKIPPAを用いた実証実験を行うことにした。地方自治体である八尾市と共同開催することで、再配達防止が可能な方法の周知を図る。同時に、地球温暖化の原因である二酸化炭素の削減効果の把握も目的とする。

実施概要

<場所・日時>

・場所:八尾市全域

・期間:2020年1月20日(月)〜2020年2月16日(日)(予定)

<実証実験モニター応募方法>

【応募リンク】

キャンペーンサイト、コチラより受付

【モニター応募受付期間】

2019年12月20日(金)〜2020年1月8日(水)

【主な応募条件】

・大阪府八尾市に在住の方

・月に2〜3回以上、通販等により購入した商品を宅配便で受け取っていること

・オートロック環境の住居にお住まいでないこと

・OKIPPAを転売・譲渡等しないこと

・実証実験参加規約に同意頂くこと(申込フォーム内にあり)

【抽選方法】

応募期間終了後に、Yperにて当選者の抽選を行い、OKIPPAの発送により当選を発表する。募集世帯数は1000世帯。一世帯あたりOKIPPA一つを上限とする。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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