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ロボットベンチャーMELTIN×三井住友海上火災保険|アバターロボット保険の開発で協業を開始

ロボットベンチャーMELTIN×三井住友海上火災保険|アバターロボット保険の開発で協業を開始

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株式会社メルティンMMI(以下、MELTIN)、およびMS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社は、「アバターロボット」と「保険」を組み合わせた「アバターロボット保険」の開発に関する協業取組を開始したと発表した。

協業の内容

MELTINは、2018年3月にアバターロボット(※1)のコンセプトモデルである「MELTANT-α」(※2)を発表した。2020年には、MELTINが実施予定の実証実験に三井住友海上が参画し、アバターロボットを活用した実証実験中のリスクに対する保険を提供する。また、実証実験で得た情報をもとに、量産時における「アバターロボット保険」を開発し、アバターロボットの普及を後押しすることで、危険作業の代替や業務効率化・負担の軽減などを目指す。

協業の目的

MELTINは、実証実験に関連したリスクを洗い出し、アバターロボットの安心・安全な開発・普及を推進するために、三井住友海上と協業する。一方、三井住友海上は、世界でも革新的な技術であるアバターロボットの導入・普及に対応する体制強化を図るため、MELTINとの協業を通じて、アバターロボットに関する情報収集・分析を行い、保険商品・サービスの企画・開発を行うという。

※1: アバターロボットは、自身の分身として動く遠隔操作ロボット。人の動きをリアルタイムに反映するだけでなく、アバターロボットの感触などをユーザーにフィードバックするハプティクス(触覚技術)も搭載している。

※2: MELTANT-αは、次の基本機能を持つ。(1)操作環境:遠隔操作が可能(ボストン~ドバイ間(約18,900km)での操作を実証実験済み)(2)リアルタイム性:超低遅延を実現(制御側とアバターロボット側の動作遅延はほぼなく動作の再現が可能)(3)耐久性:高い耐故障性とフェイルセーフ機能を搭載 (4)操作性:ハプティクス(触覚技術)を搭載(力覚を操作者へフィードバックする事で繊細な力加減の調整が可能)

MELTINについて

MELTINは、生体信号処理技術とロボット技術を組み合わせた独自技術を用いて、サイボーグ技術の研究・開発を行うベンチャー企業だ。サイボーグ技術によって身体による限界を突破することで、人間の持つ創造性を100%発揮させることをビジョンに掲げている。独自技術を駆使したアバターロボットシステム、医療機器開発、BMI(Brain Machine Interface - 脳と機械を繋ぐインターフェース)などの開発を通じ、サイボーグ技術による社会への貢献を目指している。

※関連リンク:プレスリリース

(eiicon編集部)

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