【サブスクプラットフォームのアルプ】 DNX Ventures、電通ベンチャーズなどから、総額3.15億円の資金調達を実施
サブスクリプションビジネスの効率化・収益最大化プラットフォーム『Scalebase』を展開するアルプ株式会社は、総額3.15億円の資金調達を実施したと発表した。出資したのは、DNX Ventures、電通ベンチャーズ、ANRI、PKSHA SPARX アルゴリズムファンドだ。なお、同社は2019年3月に1.5億円の資金調達を実施している。
資金調達の背景
アルプは2018年8月に、コンサルティングファームやIT企業などで経験を持つ伊藤氏、竹尾氏、山下氏の3名により設立された。「テクノロジーで企業の経済活動を支え、拡張する」というミッションのもと、2019年10月にはサブスクリプションビジネスの効率化・収益最大化プラットフォーム『Scalebase』をリリース。SaaSや月額課金型をはじめとするあらゆるサブスクリプションビジネスにおける複雑な業務の一元管理・自動化、収益向上を支援している。今回の調達資金をもとに、同社の主力プロダクト『Scalebase』の開発や人材採用を強化し、さらに多くの企業の効率化・収益最大化に貢献していくという。
主力プロダクト『Scalebase』について
『Scalebase』は、サブスクリプションビジネスの効率化・収益最大化を実現するクラウドサービスとして、2019年10月より正式に提供を開始した。「プライシング」「商品管理」「顧客管理」「契約管理」「請求書の発行・送付」「クレジットカード決済・口座振替などの決済」「各種データ分析」「前受金管理」「仕訳登録」など、サブスクリプションビジネスにおけるさまざまな業務を一元管理・自動化できる点が特徴だ。本プロダクトにより、オペレーションの摩擦係数を限りなく低くすることで、ビジネスの自由度を上げ、企業の収益最大化を支援している。
出資者からのコメント
■DNX Ventures Managing Director 倉林陽氏
アルプには昨年のシードラウンドから投資をしており、今回のプレシリーズAラウンドではリード投資をさせて頂きました。アルプの提供するSaaS・サブスクリプション管理プラットフォーム「Scalebase」は、新機能開発やSalesforceを含めた他のサービスとの連携強化により、コスト削減に加えお客様の売上拡大を実現するプラットフォームとして進化を続けています。今回のラウンドで調達した資金を活用し、日本でも急拡大するサブスクリプションエコノミーを加速させる基盤として、業界と共に成長して行くことを期待しております。
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(eiicon編集部)