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日本初のPropTech特化型ベンチャーキャピタル「デジタルベースキャピタル1号ファンド」へ愛媛銀行が出資

日本初のPropTech特化型ベンチャーキャピタル「デジタルベースキャピタル1号ファンド」へ愛媛銀行が出資

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株式会社デジタルベースキャピタルは、不動産・建設・金融領域のスタートアップへ投資を行う日本初のPropTech特化型ファンド「デジタルベースキャピタル1号投資事業有限責任組合」に株式会社愛媛銀行が出資を決定したことを発表した。

2015年に創業100周年を迎えた愛媛銀行は、「ひめぎん」の愛称で親しまれ愛媛を中心に105店舗を展開する地域金融機関。地域と共に長い実績と信頼を蓄積しながらも、多様化する顧客ニーズへ応えるためにデジタル化の促進など先進技術の活用やスタートアップ企業との連携、支援も積極的に行っている。

世界で盛り上がりを見せるPropTech(Property×Technology:不動産テック)は、人々の暮らしや働き方を豊かにするサービスの提供や、不動産会社、工務店向けの業務効率化ツールの提供など地域経済にも密に連携する領域。

愛媛銀行と連携を行うことでベンチャー企業の地域展開の支援や、地域発の新サービス創出、地域のユーザーへの貢献を通じてイノベーションに取り組んで行くという。

ファンド概要

■名称:デジタルベースキャピタル1号投資事業有限責任組合

■設立:2019年6月

■ファンド総額:10億円(上限額)

■運用期間:10年

■主な投資対象:

人々の暮らしや働き方を豊かにするLife as a Service (LaaS)をテーマにして、PropTechと呼ばれる不動産・金融領域(Fintech)のシード期のスタートアップへの投資を行う。

デジタルベースキャピタルについて

デジタルベースキャピタルは、2019年に設立された国内初のPropTech(不動産テック、建設テック)特化型のベンチャーキャピタル。規制産業のデジタル化をミッションにPropTech分野のイノベーションに取り組み、シード期のスタートアップを中心に国内外の企業へ投資を行っている。代表の桜井氏は、2017年より不動産スタートアップエコシステムの構築・発展を目指すコミュニティ「PropTech JAPAN」を設立・運営しており、2019年9月には同コミュニティが1,100名を突破して拡大を続けている。

株式会社愛媛銀行 頭取 西川義教氏のコメント

桜井代表との出会いは、当行と第二地銀協「SARBLAB」との共催ワークショップで講師を務めていただいたのがきっかけです。桜井代表と直接お話する中で、“オープンイノベーションの実践により金融業界をより良くしたい“という熱い思いに心を打たれ、協業の可能性を模索していたところ、ファンド出資のお話をいただきました。PropTechサービス市場は今後の成長が見込まれるだけでなく、当行と一緒になって地域発の新サービス創出により地域を盛り上げていきたいという思いに共感し、出資を決定しました。人口減少や空家対策など、地方が抱える問題を解消する起爆剤となるよう期待しております。

株式会社デジタルベースキャピタル 代表取締役 桜井駿氏のコメント

当社が運営する日本初のPropTech特化型ファンドに、日本の金融機関としては初となる愛媛銀行の皆様へご参画いただき大変光栄です。不動産、金融、建設といったPropTechの領域は、地域経済においても重要度が高く、域内連携でも大いにシナジーがあると考えております。愛媛銀行では、スタートアップとの協業を通したオープンイノベーションや、デジタルトランスフォーメーションを積極的に推進しており、同行の長年の信頼とスピード感溢れる取り組みにご一緒することで、次世代企業の創出、育成に努めて参ります。

※関連リンク:プレスリリース

【eiicon lab編集部】
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