CBcloud×大阪府 | 地元経済活性化のために「PickGo 買い物代行」で連携開始
ITを活用し運送業界における新たな価値の創出を目指すCBcloud株式会社は、「PickGo 買い物代行」サービスと連動した店舗向けのアプリケーション「PickGo 買い物代行 店舗用」を2020年5月14日にリリースし、コロナ禍での経済活動の冷え込みに直面する地域の個店をサポートするため、大阪府と連携を開始することを発表した。
「PickGo 買い物代行 店舗用」を活用することで、現在CBcloudが買い物代行サービスを展開する1都3県及び愛知県、大阪府、福岡県の店舗は、プロのドライバーによる買い物代行から配送までのサービスを一気通貫で提供することが可能になる。自治体との連携はCBcloudとして初めての試みであり、今後自治体との連携を加速させ、公民双方からの地元経済の活性化を図るという。
大阪府との意見交換を受け、買い物代行を通した個店救済のための店舗用アプリケーションを開発。大阪府と買い物代行サービスで連携。
「PickGo 買い物代行」は新型コロナウイルス感染拡大抑制を目的に発令された政府の緊急事態宣言を受け、2020年4月27日に1都3県及び愛知県、大阪府、福岡県で開始されたサービス。主に企業間の配送を担うフリーランスのドライバーと荷主をつなぐマッチングアプリケーションである「PickGo」を活用し、新型コロナウイルスの影響による配送減少で仕事を求めるドライバーと、買い物代行需要者の課題を解決すべく、サービスの開発・展開を実施した。
「PickGo 買い物代行」のサービス開始後、民間企業・大学と府庁内のセクションをつなぐ大阪府公民戦略連携デスクとCBcloudの意見交換が実施され、コロナ禍での経済活動が冷え込む現在の状況において、買い物代行サービスが地域の個店の販売経路拡大に寄与できるというアイディアがでてきた。そして、テクノロジーを活用し生活の利便性向上を目指す大阪府スマートシティ戦略部を交えた話し合いを経て、今回の「PickGo 買い物代行 店舗用」のリリースを決定。CBcloudは今後も大阪府と協議を重ね「PickGo 買い物代行」サービスを活用した府民の生活の質(QoL)の向上をサポートしていくという。
連名コメント
■大阪府スマートシティ戦略部スマートシティ戦略総務課 参事 山縣 敦子氏
■大阪府公民戦略連携デスク スーパーアドバイザー 吉澤 正登 氏
新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が出されている中で、地域の個店が少なからず影響を受けています。そのような中で、CBcloud株式会社から個店が簡単に登録できるアプリ開発のご提案を頂き、地域の個店や外出自粛における大阪府民の皆様の買い物支援につながると考え、今回の連携が実現しました。この連携を通じ、公民戦略連携デスクが主となり、府内市町村に広げていきたいと考えています。
1都3県及び愛知県、大阪府、福岡県の7都府県の店舗が対象。ドライバーや人員確保の心配なく、個店による買い物代行から配送までのサービス提供が可能に。
「PickGo 買い物代行 店舗用」は、上記の大阪府を含め、CBcloudが買い物代行サービスを展開する1都3県及び愛知県、福岡県の店舗なら誰でも利用可能。利用を希望する店舗は、アプリをダウンロードし、住所や電話番号、営業時間などの店舗情報を登録。その後、買い物代行の対象商品の情報を入力し「公開」とすると、買い物代行サービスが開始される。登録からサービス開始まで、全てをスマートフォン上で完結でき、買い物代行のための人員や配送ドライバーの手配などの作業は発生しない。新型コロナウイルスの影響による経済活動低下の緩和支援の目的から、当面の間、登録および販売に関する費用は無料という。プロの配送ドライバーが軽貨物車両で実施するので、大きさや重さがある商品の配送、少し離れた場所への配送もできる。店舗側は、同サービスを利用することで外出自粛が続く現状でも、販路拡大が期待できる。
CBcloudは今後も、ITによる物流業界の変革の使命のもと、自治体、企業、支援団体と連携し、コロナ禍における日本の物流の支援、および経済活動促進の一助になるよう、活動をしていくという。
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