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通過企業はどこ?富士通アクセラレータプログラム第7期ピッチコンテスト開催!

通過企業はどこ?富士通アクセラレータプログラム第7期ピッチコンテスト開催!

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2月28日に開催された富士通アクセラレータプログラム第7期ピッチコンテスト。

スタートアップの革新的な技術・製品と富士通グループの製品・ソリューション・サービスを組み合わせ、世の中へ新たな価値を提供すること目的に開催されている同プログラム。第7期は、『FUJITSU  ACCELERATOR』とブランディングを一新。協業へ向け次のステージへ進む企業が採択されるピッチコンテストが開催された。

▽FUJITSU ACCELERATOR

http://www.fujitsu.com/jp/innovation/venture/index.html

オープニングの挨拶に登壇した富士通の中山五輪男氏は、「過去色々な取り組みをさせて頂いている中で富士通も反省してきました。ベンチャー協業様が成果出ないと判断したらすぐ辞めて頂いてもいい。地方から遠隔参加も可能。本気じゃない事業部は入っておりません。」と強調した。

▲富士通株式会社 首席エバンジェリスト 中山 五輪男氏

協業検討100社、約60社との協業をすすめている同プログラム。今回の募集テーマは、AI、IoT、セキュリティ、クラウド、データ利活用、ブロックチェーン/情報銀行、社会・地域課題解決、スポーツ/ヘルスケア、製造業、流通業、Mobilityの11テーマ。

書類審査を通過した上記のカテゴリに当てはまるスタートアップ23社が、自社事業の紹介と富士通とのコラボレーションを提案。また、過去の同プログラム参加者によるアップデートピッチでは、3社のスタートアップが参加後のビジネスの変化や最新の状況について語った。

■ピッチ登壇企業はこちら(50音順):

・aiwell株式会社

・株式会社アドインテ

・株式会社アダコテック

・anect株式会社

・AMATELUS 株式会社

・EAGLYS株式会社

・inaho株式会社

・エーテンラボ株式会社

・カウンティアバンク株式会社

・グローバルウォーカーズ株式会社

・コンセンサス・ベイス株式会社

・GVA TECH株式会社

・株式会社Scalar

・Chiptip Technology, Inc

・株式会社データグリッド

・株式会社NearMe

・NexiDrive株式会社

・ノバルス株式会社

・PerceptIn Inc.

・株式会社Phone Appli

・株式会社フューチャースタンダード

・ムーバクラウド株式会社

・RESTAR株式会社

■アップデートピッチ登壇企業はこちら(50音順):

・株式会社スカイディスク

・株式会社スタディスト

・BizteX株式会社

優秀賞は、「RESTAR株式会社」と、「株式会社アダコテック」が獲得!

各社白熱したピッチが繰り広げられた中、優秀賞には下記2社が選出された。

▲優秀賞を獲得した、RESTAR株式会社 右納 響氏(写真右)

●「RESTAR株式会社」…不動産・地理分析を行う不動産事業者及び金融機関向けのオンラインプラットフォームサービス「REMETIS」を開発。法人が収益不動産を売買・評価する際の分析/評価に有用な情報の提供、不動産情報の整備支援、情報分析の支援を行っている。 

▲優秀賞を獲得した、株式会社アダコテック 池田 満広氏(写真右)

●「株式会社アダコテック」…国立研究開発法人 産業技術総合研究所の特許技術をコアに、オリジナル検知ソフトウェアを様々な分野で展開。外観検査、非破壊検査、製品部材やロボットの挙動監視、音の周波数間相関解析による不具合予兆検知、複数センサーの相関解析による不具合予兆検知等を行っている。  

最優秀賞は、「inaho株式会社」!

農業業界初のRaaSモデル( Robot as a Serviceの略。ロボットを利用時間や台数に応じて課金するサービスモデル)での自動収穫ロボットサービスを提供。

アスパラガス、きゅうり、ピーマン、ナス、トマト等の「人が目視で判別し収穫作業が必要な野菜(選択収穫野菜)」をセンサーや画像処理で判別し、ロボットが自動収穫するサービス。

▲最優秀賞を獲得した、「inaho株式会社」の代表取締役 菱木 豊氏(写真右) 

全社が協業検討へ進む!

なんと登壇した23社全社が協業検討フェーズへ進むことに。

今後は、各スタートアップとマッチングした富士通の事業部門、事業会社がプロジェクトを立ち上げ、協業検討活動を実施していくとのこと。そして、8月に行われるDemo Dayにて協業検討活動の成果が発表されることになります。 

富士通アクセラレータプログラムに新たにジョインしたマネジメントメンバー浮田 博文氏は「以前はクラウドインフラサービスの事業部に在籍し、アクセラレータプログラムを通じて協業検討・サービスリリースをさせて頂きました。今後は、アクセラレータプログラム運営メンバーとして、スタートアップ様と富士通の協業をロケットスタートで創っていきます。」と、協業への決意を語りました。

▲富士通株式会社 シニアディレクター 浮田 博文氏

▲富士通株式会社 副会長 佐々木 伸彦氏

また、閉会の言葉として富士通の副会長佐々木伸彦氏は、「プログラムとしては、全社が次のフェーズに進むこととなりました。富士通がスタートアップの皆様と一緒になってお互いWinーWinの関係を築けるように、その結果としてデジタルトランスフォメーションの変化のスピードを感じて皆様と新しい世の中を作っていきたい。」と挨拶。

デジタル革新を力強く進めていく同社が実施した今回のプログラムから、今後どんなオープンイノベーションがうまれるのか。今後も追っていきたいと思う。

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