森トラストグループ、デジタルキーの生成・管理プラットフォームを開発・提供するビットキーに出資
森トラスト株式会社は、2019年6月14 日に、キーテクノロジースタートアップの株式会社ビットキーへの出資を行ったことを発表した。
森トラストグループは、2016年に策定した中長期ビジョン「Advance2027」に基づき、グループのオープンイノベーションを推進すべく、200億円の投資枠を設け、M&Aやスタートアップ企業への出資を行う「新イノベーション投資戦略」を推進している。
このたび出資したビットキーは、ブロックチェーン技術に着想を得て開発した独自技術を用いて、従来よりも高セキュリティかつ低コストでの運用を実現した、ID管理・認証目的等のデジタル上の鍵を生成・管理するためのプラットフォームを開発・提供している。同プラットフォームを活用した独自開発のスマートロック「bitlock LITE(ビットロックライト)」は2019年4月の発売開始から、2ヶ月間で5万台以上を販売。
同社は、今後、独自のプラットフォーム構築の技術をさらに応用して、スマートシティやモビリティ、金融分野などにも展開していくことを目指している。
今後も同社グループは、コーポレートスローガン「Create the Future」のもと、未来のイノベーション創出を推進すべく、ビジネス環境の整備や、スタートアップ企業との協業による新たな事業創出などを通じて、わくわくするような未来の創造を目指して行くという。
「bitlock LITE」
■株式会社ビットキー 会社概要
株式会社ビットキーは、独自のID管理・認証と権利の移転取引管理、権利利用用の電子実行鍵を生成・管理するためのプラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォーム)」を独自に開発した、キーテクノロジースタートアップ。
「bitkey platform(ビットキープラットフォーム)」は、高い改ざん耐性と非中央集権という特徴を持つブロックチェーンから着想を得て、その利点を活かしたまま、より最適な自律分散システムとして、自社独自の技術開発により実現したプラットフォーム。
このテクノロジーを利用し、2019年4月1日には、業界初の定額制で、初期費用なし・月額300 円(税別)※から利用できるスマートロック「bitlock LITE」を発売した。 ※法人は500円(税別)から。
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(eiicon編集部)