トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営するGINKANが、オリコと資本業務提携
美味しい食事で暗号通貨がもらえる、トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKAN(以下、GINKAN)は、株式会社オリエントコーポレーション(以下、オリコ)を引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表した。
■資本業務提携について
オリコは全国80万店以上の加盟店や1,000万人以上のクレジットカード会員を持つ企業だ。一方、GINKANはトークンエコノミーを活用した独自性の高いサービス「シンクロライフ」を提供している。今回、資本業務提携により両社は、新しいプロモーションサービスの提供や、顧客向けサービス、Fintech事業などで協業を目指す。
これにより、GINKANの運営する「シンクロライフ」は、サービス利用者、飲食加盟店の増加を狙え、オリコは加盟店やクレジットカード会員の顧客接点の強化、新しいサービス創出が狙える。また、「シンクロライフ」が保有する消費行動や趣味嗜好データを利活用する新規事業の創出も目指していくという。
■「シンクロライフ」とは?
「シンクロライフ」は、ブロックチェーンを活用し、優良なレビュアーへの暗号通貨報酬や、食事代金からの暗号通貨還元などを実現する、世界初のトークンエコノミー型グルメSNSだ。AIによって、どこにいても5秒で美味しいお店に出会えるレコメンド機能を搭載しており、レストラン検索の煩雑さを解消することに成功している。
現在155カ国と4言語(日本語、英語、韓国語、中国語)で展開中。iOS版とAndroid版を公開しており、すでに口コミは19万件、掲載店舗数は10万店舗を超えている。SNS形式での口コミ投稿アプリとしてサービスを開始し、2018年8月からは、“レビュアー・口コミの信頼スコアに応じて”、暗号通貨「シンクロコイン」を付与してきた。
さらに、2019年7月より、「シンクロライフ」のユーザーは、“本サービス加盟店で飲食することで”、会計金額の1%〜5%(店舗設定により決定。キャンペーン時最大20%)相当の暗号通貨「シンクロコイン・SYC」を受け取れるサービスの提供を開始。飲食店のマーケティング課題の解決に取り組む。同時に、誰しもにとって身近な「食事」という消費活動を通して、グローバルなトークンエコノミー社会の実現を目指し、Fintech領域で事業展開を行っているという。
なお、同社は三菱UFJフィナンシャル・グループが主催するMUFGDigitalアクセラレータプログラム第4期 ファイナリストに採択されているほか、Plug and Play Japan Batch1 FinTech部門にて優勝した実績を持つ。
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(eiicon編集部)