Industry-Up Studio Program (ISP) 募集開始!!
お待たせしました。
2019年7月にスタートしたSUNDRED株式会社と一般社団法人Japan Innovation Networkの共同運営による「新産業共創スタジオ」では、これまではメンバーのネットワークに頼る形でプロジェクト化を進めてきましたが、今回10月15日より「Industry-Up Studio Program (ISP)」をスタートし、広く新産業につながるアイデアを公募し、より社会にインパクトのある形で新産業共創を行っていくことになりました。
人材の流動性の高くない日本においては、米国等の流動性の高い国のようにスタートアップがダイナミックにリソースを集約して新産業を生み出していくということが起こりづらく、また大企業・中小企業・スタートアップがバラバラに小さなトライアルを重ねていても成長領域へのリソースの集約が不十分で、産業化にはつながらず、結果として個社の事業もスケールしずらいという環境にあります。
新しい時代に相応しい新しい産業を創出するためには「新しい目的(新産業テーマ)」を共有し、関わるステークホルダーの間で「新しい関係性(エコシステム)」を構築していくことが求められています。そしてそれには共創のための「新しい共通言語」が必要です。ISPでは実践を通じて開発したフレームワーク、ツールキットをもとに共通善につながる新産業を共創し、参加企業の事業機会を最大化していきます。
「新産業の共創」というと何かとても難しいものに聞こえるかもしれませんが、新しい目的のために新しい関係性を構築して価値創造を行っていく、ということはこれまでも人類が絶えず行ってきたことです。目的の定義からスタートするプロセスや「勇者」を顕在化していくクエストフレームワーク等によって、本来人類が持っている価値創造の能力を今の時代に求められる形で発揮できるようにする、ということがISPの本質ではないかと考えています。
今回募集するのは、スタジオおよび新産業テーマそのものを共創していく「スタジオパートナー」、特定の新産業領域においてエコシステム構想を共創していく「エコシステムパートナー」、新産業の種となる「トリガー事業」の3つのカテゴリーです。詳細は下記のサイトを参照下さい。新産業共創のコンセプト、ツールキット、進行中のプロジェクト等についても概要を掲載していますので、取り組みについてご理解頂けると思います。
世界は課題に満ちています。「実現すべき未来」のために今こそ「新しい目的」を共有し、新産業共創の旅を始めましょう!!
留目真伸SUNDRED株式会社
早稲田大学政治経済学部卒業。総合商社、戦略コンサルティング、外資系IT、日系製造業等において要職を歴任。レノボ・ジャパン株式会社、NECパーソナルコンピュータ株式会社 元代表取締役社長。大企業のマネジメント経験、数々の新規事業の立ち上げ、スタートアップの経営を通じ、個社を超えて全体像を構想し自在に社会に対して価値を創出できる「社会に雇われる経営者(経営者3.0)」が求められていると実感。HIZZLE(ヒズル)にて「経営者の育成」「未来型企業へのトランスフォーメーション支援」に取り組む。株式会社資生堂CSOを経て2019年7月よりSUNDREDの代表に就任し、100個の新産業の共創を目指す「新産業共創スタジオ」を始動。
SUNDRED株式会社
代表取締役 / パートナー