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起業の心得@「一歩」で検索してみた編。

起業の心得@「一歩」で検索してみた編。

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守屋実

こんにちは、新規事業の専門職の守屋です。

前回、「起業の心得」を「新しい」で検索結果を書かせていただきました。

昨年出させていただいた書籍、「新しい一歩を踏み出そう!@ダイヤモンド社」に引っかけての検索だったので、折角なので「一歩」についても検索してみました。何回やるつもりやねん、ってなことかもなので(笑)、これで「起業の心得シリーズ」は一区切り、ということで。

で、検索結果、いくつか抜粋。

・はじめの一歩が踏み出せない人は、「学びが足りない、学んでいないから動けない」、もしくは「学びすぎて動けない」のどちらかである。

・多少の雑さは構わないので、先ずは前に一歩進んでみることが、より大事な時代となっている。

・千里の先を見据え過ぎて、最初の一歩目で躓いている。

・「失敗を恐れない」は、なかなか出来ないものである。だからこそ「どうなったら失敗なのか」という失敗のラインを引くことが、自らの不安に打ち勝つ一歩となる。

このあたりの「一歩」に関するメモは、まさに、想像通りの「一歩」のメモなのではないかと。この類のメモは、検索履歴で言うと、古いものが多かったです。たぶん、自分自身が、うまく一歩を踏み出せていなかったり、踏み出そうとしている人の背中を、うまく押せていなかった当時、多々感じることが重なり、メモを重ねたんだと思います。

・ビジネスは、完成したと思ってしまったら、その瞬間からリピーターがいなくなる。なぜなら、顧客のための進化に終わりは無く、我々が完成と思った瞬間に、他の誰かが顧客のための進化を一歩先に行ってしまうからである。

・絶対的優位などというものは存在しない。常に一歩先へ行くということでしか、勝ち続けることは出来ない。

・競争に負けるのが負けなのではなく、競争していること自体が、すでに負け領域への第一歩だと言える。

このあたりの「一歩」は、競合のとの戦いの一歩、もっと言うと、自分との戦いの一歩、ってな感じの「一歩」かと。三番目の、「競合に負けるのが~」は、たしか、エムアウト時代に、田口さん@ミスミ創業オーナー、に事業プランをプレゼンしたときに競合について質問されて、答えたら指摘された、という引っかけ問題みたいな思い出のメモです。(笑)

・新規事業を任せられるか、られないかの境目は、一歩目をすぐに 踏み出せるかどうか、である。

・信頼を得る第一歩は、自己信頼である。

・一歩引いた第三者的な視点の意見やオブラートに包んだ指摘は、身を守ろうとする本能が自分の意見に保険をかけさせようとしている、と言うことである。立場あるものは、決してしてはならないことで ある。

このあたりの「一歩」は、仲間からの信頼に関する「一歩」ですね。このブログにも何度か書いていますが、事業の生死は人や組織に依存する、と思っており、信頼がとっても大事だと、常に思っていたことが、検索結果にも表れたのだと思います。

・マネジメント、コアコンピタンスなどの経営カタカナ用語は、知的レベルをイメージさせるが、その第一歩は誰よりも本気で頑張ることである。

・プレゼン資料への質問の第一歩は、書かれている「カタカナ」を、「行動の見える日本語」に翻訳してもらうことである。

・情報は、そこから自分の仕事に役立つ原理原則を抽出し、自分自身に結びつけ、一歩進んだ行動が出来るようにすることで、初めて意味を持つ。

この「一歩」は、オマケの「一歩」です。自分は、英語喋れないし、カタカナ苦手だし、難しいことが分からないので、だからついつい、カタカナを振りかざす人に鋭角になってしまうことがあるようです。(笑) でも、これ、けっこう的を射ているメモだとも思っていて、とりあえずカタカナ並べてみた、みたなプレゼン資料は、ホント、具体性がなかったりします。

客の気配がしない、というか。

金の匂いがしない、というか。

「自腹でもやります?」とか聞くと、「やらない」だったり。

それじゃいかん、というのが、「起業の心得」だったりします。

守屋実株式会社守屋実事務所

1992年ミスミ入社、新規事業開発に従事。
2002年新規事業の専門会社エムアウトをミスミ創業者の田口氏と創業、複数事業の立上げおよび売却を実施。
2010年守屋実事務所を設立。新規事業創出の専門家として活動。ラクスル、ケアプロの立上げに参画、副社長を歴任後、博報堂、サウンドファン、ブティックス、SEEDATA、AuB、みらい創造機構、ミーミル、トラス、JCC、テックフィード、キャディ、フリーランス協会、JAXA、セルム、FVC、日本農業、JR東日本スタートアップなどの取締役など、内閣府有識者委員、山东省人工智能高档顾问を歴任。
2018年にブティックス、ラクスルを、2か月連続で上場に導く。
著者に「新しい一歩を踏み出そう! 」(ダイヤモンド社)がある。

株式会社守屋実事務所

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