【ただの快楽である「知る」は必要か?!】
【025】
おはようございます!
小島です。
本日も
【 「言葉」との向き合い方 】
についてお伝えしていきたいと思います。
あなたは、「知る」という言葉をどのように捉えていらっしゃいますか?
知らなかったことを知ること。だと思った方が多いのではないでしょうか。
当たり前のような感じですね。
何かわからないことがあって、
それについて調べて、「ああ〜、そういうことか!」という「知る」はあまり意味がありません。これは、あなたの頭の中に開いていた穴を埋めた程度でしかないからです。
そうではなくて、
あなたが今までに、避けていた触れてこなかったジャンルにあえて触れてみるとか、
苦手そうな人にあえて会ってみるなどを試みた時に、初めて出会える「知る」を知るということです。
人間は、快楽を求めて痛みを避けるわけですよね。
快楽とは、既知の領域であり、痛みとは未知の領域です。
既知の領域で知るを経験しても快楽で終わってしまう。
しかし
未知の領域に踏み込んで、痛みの中から知るを経験すれば、
それはあなたの世界を広げることへとつながります。
例えば、
何かの本を読んでいるとして、
その本の文章から「知らない」ことに出会い知識を得たとしても、
それはただの快楽止まりで先はありません。
なんのために目的で本を読もうと思ったのかにもよりますが、
趣味程度の目的で本んを読むのであれば、快楽を得るでいいでしょう。
学び程度の目的であっても、快楽を得ることでいいと思います。
しかし、もしあなたが「勉強」を目的とするために本を読んでいるのであれば、
快楽を得る本ではなく、痛みを得る本でしか「勉強」には繋がらないのです。
勉強とはあなたが今までに体験したことのない、
経験を超えたものを「知る」という未知の領域について追求することなんです。
自ら今まで触れてこなかった未経験地へと足を運び、周りも何もわからない世界で、
手探りの中、やっと初めて「知る」と出会った時に、
こんなの「知らなかったー」を知ることで得た知識というのは、ものすごく価値のあるものです。そして、
もっともっと知ろうとして、知識の追求が始まっていきます。
知識の追求によって、
今までにはなかった「知らない領域」が一気にあなたの目の前に、山のように現れてくる。
このように痛みに触れることで、
「知らなかった領域」を知ることができるのです。
今まで知らなかった領域、こんな世界があったんだということに気づかされるわけです。
この気づきこそが、
あなたの視野を広げること・世界が広がるということに繋がっていき、
この経験を機に「知る」という連鎖が始まるのです。
もし今後、本を読む機会があるのでしたら、
すぐに理解ができるような本を読むのではなく、
理解をすることが難しい本を読むことをお勧めいたします。
それは、
領域・世界が広がっていくからです。
難しければ難しいほど良いのではないでしょうか。
今見えている世界より、
見えていない世界は広い。
見えていない世界には価値があります。
愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ
【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
小島 崇株式会社ソアサービス研究所
Organize Advisor/考え方コーチ/整頭師 ・フィロネス・マスター・プログラム 1期生。 ・日本人類学会 会員 ・公益財団法人 日本学術協力財団 寄付 ・ライオンズ国際協会 会員 ・二級建築士 ・日本実務能力開発協会 認定コーチ ・職歴 : 美容業界・建築業界で活躍。 ソアサービス研究所=アイデア創出支援会社。
株式会社ソアサービス研究所
代表取締役