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PRO bconローンチ記念 初投稿 -『実現すべき未来』をともに創っていきましょう!!【SUNDRED留目】

PRO bconローンチ記念 初投稿 -『実現すべき未来』をともに創っていきましょう!!【SUNDRED留目】

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留目真伸

皆さま、こんにちわ。この度PRO bconでブログをやらせて頂くことになりました留目(とどめ)です。
宜しくお願い致します。

初回投稿でもありますので、自己紹介がてら今取り組んでいることなどを紹介させて頂きたいと思います。

7月1日にSUNDRED株式会社とその基幹事業となる『新産業共創スタジオ(Industry-up Studio)』をローンチさせて頂きました。(注 : 『新産業共創スタジオ(Industry-up Studio)』は一般社団法人Japan Innovation Networkとの共同運営です。)

Press release : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000046109.html
HP : https://sundred.co.jp/
Filament社による取材記事(前編): http://thefilament.jp/dialog/2731/
Filament社による取材記事(後編): http://thefilament.jp/dialog/2761/

『実現すべき未来』をともに想像することができるのに、多くの人がやりたい気持ちを持っているのに、なぜ社会としてそれを実現することに力を集約していけないのか。

社会人になって約25年、平成の時代をビジネスマンとして生きてきました。

これまで業界トップのグローバル企業のマネジメントとして事業のターンアラウンド、M&A、トランスフォーメーション、新規事業開発を通じて事業の成長にコミットし成果を出してきたつもりでしたが、その割には日本のGDPが思うように成長していないこと、そして何より多くの人が価値創造の実感を感じられず不安を持って生きていることに、何か釈然としない思いを抱えてきました。

最近ではオープンイノベーション、スタートアップとの協業、無制限テレワークや副業·複業、働き方改革などに取り組み、また自ら投資家として役員としてスタートアップの経営にも携わり大企業とスタートアップの両側を行き来し、新しい時代の価値創造の方法について模索してきました。

そうした中で、日本においては成長領域にリソースを集約し産業化していく仕組みが機能していないことに気づいたのです。

それは個社の課題ではなく、経営者一人の問題でも新規事業担当者の問題でもなく、社会の問題としてシステマティックに解決を行っていく必要がある、そしてそれこそがGDPを成長させられない、多くの人が不安を抱えていることの根本原因であり、令和の新しい時代を迎えた今まさに解決しなければならない問題であると考えたことが、この『新産業共創スタジオ』の発想のもとになっています。

流動性の高い国においては成長領域にスタートアップが興って成長し始めると、資金だけでなくその関連領域において人脈や知識を持っている人、関心を持っている人が一気に異動し集約し、バリューチェンを作り替え、産業が創出されていきます。一方で日本では成長領域がわかっていないわけでもなく、スタートアップや新規事業、研究開発などでその領域について調べたり何かしら手をつけていたりするのだけれど、各社とも少ない予算規模と人数で、また、限られたバリューチェーンの中のスコープに限定されてしまっていて、ダイナミックにリソース(特に人的資本、ヒューマンキャピタル)が集約されていくことがなく、それぞれがスケール感を出せないまま立ち消えになってしまう。

このような日本の社会環境に適した形で成長領域にリソースを集約し、新産業を創り上げていくことができないか、という問題意識から『新産業共創スタジオ(Industry-up Studio)』を構想し、スタートしました。幸いeiiconのようなプラットフォームでオープンに企業同士がつながることができるようになっていますし、色々な場所でオープンに顧客・社会の課題や実現すべき新産業の構造等について意見を交換すると、多くの人が素晴らしいアイデアを持っていて、それをぶつけ合うことでかなり解像度の高い『実現すべき未来』のアイデアを共有することができることは既にわかっていました。

必要なのは、その『実現すべき未来』のアイデアを実行に移していくためのプロセスとリソースを集約していく仕組みそのもので、それですら今既にある様々なツールの組み合わせで対応できるものが殆どです。『新産業共創スタジオ(Industry-up Studio)』では、個社を超えて社会起点で新産業をデザインしていく視点(プラットフォームとアプリケーション、その実現のためのトリガーとなる要素、トリガー事業)を提供し、関連する領域で賛同頂けるステークホルダーとなる企業、関心のある企業・個人の皆さんと一緒にエコシステムのデザインをブラッシュアップし、トリガーとなる事業の事業化を一緒に進めていく、そして調和のとれた形で各社で取り組みたいアプリケーション型事業、プラットフォーム型事業の事業化を進め、新産業全体を創り上げていく、ということに取り組んでいきたいと考えています。

複数のプロジェクトを既にスタートしており、また『新産業共創スタジオ(Industry-up Studio)』の共同運営者のJapan Innovation Networkの紺野先生や西口さんにもイノベーションに関する知見のインプットやアドバイスを頂きながら、プロセスそのものの整備を進めています。何が正しいやり方なのか結論づける段階ではありませんが、『実現すべき未来』を想像し、それを実現していくためのエコシステムづくりに仲間を募りながら一緒にチャレンジしていく、というアプローチ自体、実験しがいのあるテーマであり、少しづつ修正を重ねながら確立していけたら良いと考えています。

全ての企業·個人がフレキシブルに協業し、社会起点で産業創造を行い、自信を持って前を向いて進んでいく世界を皆さんと一緒に実現していくことができたら、これに勝る喜びはありません。eiiconの場でも色々ディスカッションをさせて頂ければと思います。

『実現すべき未来』をともに創っていきましょう!!


留目真伸SUNDRED株式会社

早稲田大学政治経済学部卒業。総合商社、戦略コンサルティング、外資系IT、日系製造業等において要職を歴任。レノボ・ジャパン株式会社、NECパーソナルコンピュータ株式会社 元代表取締役社長。大企業のマネジメント経験、数々の新規事業の立ち上げ、スタートアップの経営を通じ、個社を超えて全体像を構想し自在に社会に対して価値を創出できる「社会に雇われる経営者(経営者3.0)」が求められていると実感。HIZZLE(ヒズル)にて「経営者の育成」「未来型企業へのトランスフォーメーション支援」に取り組む。株式会社資生堂CSOを経て2019年7月よりSUNDREDの代表に就任し、100個の新産業の共創を目指す「新産業共創スタジオ」を始動。

SUNDRED株式会社

代表取締役 / パートナー

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