オフィス向け置き社食サービスを運営するKOMPEITO、4億円の資金調達を実施
オフィス向け”置き社食”サービス 「OFFICE DE YASAI (オフィスで野菜)」 を運営する株式会社KOMPEITOは、ニッセイ・キャピタル株式会社、株式会社iSGS インベストメントワークス、静岡キャピタル株式会社、株式会社広島ベンチャーキャピタル及び日本政策金融公庫より、総額約4億円の資金調達を実施した。今回の資金調達によって、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」のCS機能・人員強化および商品・サービス強化を行っていく。また、これまで築き上げてきた物流や商品等のアセットを活用した新規事業を推進していくという。
まずは、商品・サービス強化の一環としてサービスをリニューアルする。これまで、サラダやフルーツを中心としていた「オフィスでやさい」プランにこだわりの惣菜が充実し、“野菜をしっかり摂れる置き社食”サービスに進化する。これにより、さらなるオフィスワーカーの健康増進、利便性向上に寄与していくという。
昼食ニーズに対応し、惣菜メニューが充実
「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」はオフィスの“置き野菜”サービスとして、サービス開始から6年間で累計1,500拠点以上に導入されている。冷蔵庫設置型のため、朝から夜まで時間に関わらず利用できるサービスだが、同社独自の電子決済アプリ「YASAI PAY(ヤサイペイ)」の購入データ(2019年1月〜2020年3月までの累計)から、利用者の約半数(48.8%)が12時〜14時のお昼の時間帯に商品を購入していることがわかったという。(下記グラフ参照)
1日の中でもランチ時間帯の需要が最も高いことから、より昼食として利用しやすいよう、これまで軽食が中心だった「オフィスでやさい」に、肉や魚を中心とした惣菜メニューを新たに追加し、野菜やフルーツが充実した“置き社食”サービスとしてリニューアルする。
OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)とは
オフィスの “置き野菜”サービスとして、2014年から冷蔵庫設置型の社食サービスを開始し、累計1,500拠点以上に導入されている(2020年5月現在)。オフィスに冷蔵庫(冷凍庫)を設置するだけで、健康と美味しさにこだわったサラダやフルーツ、惣菜などが定期的に届けられる食の福利厚生サービス。プランは、冷蔵庫設置型の「オフィスでやさい」と、冷凍庫設置型の「オフィスでごはん」の2つがある。
オフィスにいながら手軽に健康的な食事ができるため、健康経営の一環や、現在はコロナウィルス感染防止として導入する企業が増えているという。
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