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【依存せずにきちんと生きていける人は、世の中に存在していないと同じ状態!】 

【依存せずにきちんと生きていける人は、世の中に存在していないと同じ状態!】 

小島 崇

【033】

おはようございます!

小島です。

新型コロナウイルスの影響による自粛モードで、

「不安な気持ち」や「窮屈な気持ち」になってきていませんか?

自分自身に「自粛」「自粛」を擦り込ませ、狭い囲いの中で工夫を重ねて生活をする。

時直に行なって来られた皆様の努力によって、

感染拡大の影響も少しずつ弱まり、世の中が徐々に回転し始めたように感じます。

今回のような、突発性ウイルスによる被害というのは、

これまでの人類史の中でも度々繰り返されてきています。

最近の記憶ですと、2002年のSARSコロナウイルスの流行が思い出されます。

2003年の3月には、今何かと話題の「WHO」がグローバルアラートを出すまでに至りましたが、

2003年の7月には、終息が宣言され、人類はSARSコロナウイルスを乗り越えてきました。

今回の新型コロナウイルスも、

感染拡大といった側面では、危機を乗り越えたようにも感じます。

しかし本当に、

乗り越えていかなくてはいけないことは、これから次々に訪れてくると思います。

今回の新型コロナウイルスが最終的に残したダメージは、心理的にも経済的にも、

ものすごく大きいため、人類全体で取り組むべき課題は、

この先も続いていくことになるでしょう。

このような状況の時に世の中では、

様々な「フェイクニュース」が蔓延することは予想できます。

世の中が不安定な状況の時にこそ、

不安を抱えている人は固定点ばかりを求めてしまいますから、

そこにつけ込んで、固定点差し出しビジネスが多く出現したり、

誰かに情報を操られて、恥ずかしげもなく踊らされてしまったりしますので、

惑わされずに、こういった状況だからこそしっかりと思考していきましょう!

もう少し話を掘り下げてみますが、

このような状況の時に、

一人で悩みを抱え込んでしまう人というのも、実はものすごく多いのです。

慎重になりすぎてしまい、

弱っている状況につけ込まれないようにと、予防線を張り悩みを一人で抱え込んでしまうのです。

こういった今の状況に関わらずですが、

一人で悩みを抱え込んでしまう人の特徴としては、

・真面目な人

・責任感が強い人

・自己重要感の高い人

・恥ずかしがり屋な人

「騙されたくない」とか、

「周りに迷惑をかけたくない」と思っている人。

あとは、

他者に協力を求めることを「恥」だと感じている人。などなどです。

しかし、

周りに迷惑をかけない人というのは一見すると、

「誰にも依存せずに、一人で生きていける大人な人・強い人」と

いったように捉えられるかもしれませんが、

一方で、

誰にも迷惑をかけないということは、

反転して捉えると誰からも必要とされないということです。

例えて言い換えるならば、

誰にも「助けて」と声をかけないということは、

誰からも「助けられる」ことが一切無いという状態なんです。

近内悠太さんの『世界は贈与でできている』の本の中に書かれている内容ですが、
ひとりで生きていけるというのは、とてもよいことのように思えます。「誰にも依存せずに、きちんとひとりで生きていける人」、それが大人の条件だ、と言われたら、たしかにそうだ、と納得しそうになります。ですが、誰にも迷惑をかけない社会とは、定義上、自分の存在が誰からも必要とされない社会です。その社会のすべてのメンバーが誰にも迷惑をかけないということは、誰からも迷惑をかけられることが一切ないという状況です。もちろん、ここでいう「迷惑」とは「助けること」「支援すること」「頼られること」です。誰にも依存しないスタンドアローンな存在として生きていける主体だけから成る社会というのは、いざというときに助けてくれる他者を必要としません。その社会の中の誰一人、「いざというとき」をそもそも持ちえないのですから。もし仮に、この社会のメンバー全員がそのような主体となったとき、というよりも、そのような主体でなければならないと強制されたとき、そもそもそれは「社会」と呼べるでしょうか。

この近内悠太さんの『世界は贈与でできている』はオススメしたい本の中の一冊ですが、

オススメしたい本については、またの機会にさせていただきまして、話を戻します。

先ほどの内容は、少し怖いように聞こえるかもしれませんが、

何をお伝えしたいかというと、

「助けて」は、あなたがここに存在をしていることの証拠なんだということです!!

決して「甘え」ではないのです。「助けて」という声は!

しかしどうしても、

「助けて」という声が言い出せない。

それはなぜなのか?

それはあなたの「罪悪感」からきています。

「罪悪感」が、この「助けて」の邪魔をしてしまっているのです。

「罪悪感」については、

【020】【改めて自己紹介】で書いておりますので、今回は割愛させていただきますが、

相手が、あなたの身近な存在であればあるほど「助けて」が言いづらくなってしまい、

結局あなたは一人で悩みを抱え込んでしまう。

しかし、

一人きりであなたの悩みの大元にたどり着くことは難しいのです。

表面的な悩みの解決ぐらいは一人で出来るかもしれませんが、

本質的な悩みの大元の解決は一人では難しい。

悩みの大元にたどり着くための唯一の手段としては、自分以外の他者に話をすることです。

他者に話をすることによって、初めてたどり着くことができることなのです。

そして、

悩みの解決に最も必要なことは、あなたが悩みの大元と向き合うこと。

そしてその悩みの大元が何かを、あなた自身で確認をすることが必要なんです。

周りを見渡してみてください。

あなたの話を、偏りなくなんの先入観もない本質だけを捉えてくれる人は、たくさんいるはずです。しっかりと「助けて」と話をしてみましょう。

最後に、松下幸之助の言葉です。
「縁あって」
おたがいに、縁あってこの世に生まれてきた。
そして、縁あっていろいろな人とつながりを持っている。

【LIBERAL & CREATIVE】ALIVE.

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

小島 崇株式会社ソアサービス研究所

Organize Advisor/考え方コーチ/整頭師

・フィロネス・マスター・プログラム 1期生。
・日本人類学会 会員
・公益財団法人 日本学術協力財団 寄付
・ライオンズ国際協会 会員
・二級建築士
・日本実務能力開発協会 認定コーチ
・職歴 : 美容業界・建築業界で活躍。

ソアサービス研究所=アイデア創出支援会社。

株式会社ソアサービス研究所

代表取締役

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