
『Industry-up Studio Program (ISP)』、もうすぐ発表です。
去る8月28日、SUNDRED株式会社と一般社団法人Japan Innovation Networkで共同運営する新産業共創スタジオのお披露目を兼ねた『Industry-up Meetup - 社会起点のリバースオープンイノベーションで新産業を共創する -』と題したイベントをBASE Qにて開催しました。(eiicon labでも記事にして頂きました : https://eiicon.net/articles/1135)
イベントでも発表させて頂いた『新産業の共創』のためのスタジオ・パートナー、エコシステム・パートナー、トリガー・パートナーの公募を行う『Industry-up Studio Program (ISP)』を近日中に発表するため、現在 準備を急ピッチで進めています。
既にスタートしている新産業共創プロジェクトを通じて効果が確認されたコンセプトやフレームワーク、プロセスをもとにプログラムをデザインしていますが、『企業・事業』ではなく共通善という目的志向で『産業・エコシステム』の共創にフォーカスするユニークなものになりますので、是非ご期待頂ければと思います。
少し先出しさせて頂くと、Industry-up Studio Programは下記のような要素によって構成されます。
1. 新しい目的、新しい関係性、新しい共通言語 : スタジオ・フレームワーク
2. 大目的(共通善、グローバルゴール)、中目的(駆動目標): 新しい目的
3. 新しい目的のためのステークホルダーの巻き込み : 新しい関係性
4. アプリケーション事業、プラットフォーム事業の整理と、トリガー事業の特定 : 新しい関係性
5. ISO56000シリーズ(イノベーション・マネジメント・システムの国際標準)/目的工学/シナリオプランニングに準拠したプロセス : 新しい共通言語
6. スタジオ規約 : 新しい共通言語
7. クエスト・チーミング : 仲間づくり、新しい共通言語
8. インタープレナー向けインセンティブ : 新しい共通言語
これらのプログラムを通じて、エコシステム構想、トリガー事業の事業計画・出資機会、参加企業の事業機会、を共創していきます。全ての人と企業・組織が『枠』を超えて発想し、共通善となる『新しい目的』のために、多様な仲間と『新しい共通言語』を通じて『新しい関係性』を築きながらスケールする新産業を共創するとともに自社の事業を発展させ、そこに参画する一人ひとりが自分の『答え』のために輝いて生きていける世界のために。
『Industry-up Studio Program』、もうすぐ発表させて頂きます。

留目真伸SUNDRED株式会社
早稲田大学政治経済学部卒業。総合商社、戦略コンサルティング、外資系IT、日系製造業等において要職を歴任。レノボ・ジャパン株式会社、NECパーソナルコンピュータ株式会社 元代表取締役社長。大企業のマネジメント経験、数々の新規事業の立ち上げ、スタートアップの経営を通じ、個社を超えて全体像を構想し自在に社会に対して価値を創出できる「社会に雇われる経営者(経営者3.0)」が求められていると実感。HIZZLE(ヒズル)にて「経営者の育成」「未来型企業へのトランスフォーメーション支援」に取り組む。株式会社資生堂CSOを経て2019年7月よりSUNDREDの代表に就任し、100個の新産業の共創を目指す「新産業共創スタジオ」を始動。
SUNDRED株式会社
代表取締役 / パートナー