
うんちの会社、AuB。
こんにちは。新規事業の専門職の守屋です。
前回、宇宙の話をさせてもらったのですが、今回は、うんちの話です。(笑)しかも、ただのうんちではありません。我が国の、トップアスリートのうんちです。
・https://aub.co.jp/
・アスリートのうんちが世界の健康を変える
・27競技、500名以上からの、1,000検体以上の便サンプルを入手
AuB(オーブ)株式会社は 2015年、元浦和レッドダイヤモンズMFであり、サッカー元日本代表を経験した鈴木啓太が、腸内細菌をベースにアスリートのコンディションをサポートしスポーツ界に還元したい、との想いから設立されました。鈴木の幼少期からのコンディション調整の経験や近年の次世代シーケンサなどの技術発展を追い風に、これまでには解明できなかった一流アスリートの便の傾向を解析し、コンディショニングコントロール法の確立を目標に、スポーツ界の発展に繋げたいと考えています。 またAuBの研究で得られた知見は、一般の方々がいつまでも元気に楽しく過ごせるカラダとココロ作りのために還元したいと考えています。
ちなみに、以下は、啓太さんからの以前のメッセージ。
設立から4年目、ようやく皆さまに公表できるタイミングとなりました。これまでの研究によりアスリートに特徴的な菌、特徴的な菌叢を発見し、これらの菌を「アスリート菌」と命名いたしました。これら成果は、今後アスリートのコンディショニングにおいて非常に重要な指標になると確信をしており、より一層研究を加速してまいります。
・アスリート菌っ!
例えば
・体重コントロール
・疲労、怪我快復
・メンタルコントロール
・選手寿命の延長
あたりだったりします。これ、アスリートでなかったとしても、とっても、興味深くありませんか?ぜひ、今後のAuBの研究に注目下さいませっ!ちなみに、このAuBと言う会社を啓太さんと立ち上げたにあたり、事業もそうなのですが、同じか、それ以上に、とってもとっても魅力感じたのは、啓太さんのスタンスです。それは、
・AuBに賭けている。
というところです。啓太さんを知っている方はご存知の通り、啓太さんは、2000年の入団以来、浦和レッドダイヤモンズ一筋でプレーしたバンディエラで、引退時には、「僕の心には、浦和以上に愛せるチームがありません。だから僕は、プロサッカー選手として“浦和の男”で始まり、“浦和の男”で終わります」という、この上なくカッコいい、男前な名スピーチをしています。(すみません、守屋は、浦和出身なもので…。(笑))
そして、これまた、ご存知の通り、スピーチだけでなく、見た目も、この上なく男前です。だから、引退時、うんち以外にも、人生の選択肢は、たくさんあったのです。サッカーの話も、サッカー以外の話も、啓太さんには、たくさんのオファーがあったのです。
・でも、うんち一本に絞った。
この決断、カッコイイなぁ、と。啓太さんのような有名人が第二の人生を歩むにあたり、この決断をするのは、容易ではないと思うのです。自分は、とってもしびれました。啓太さんは、経営者としても、とっても、とっても、カッコイイです。AuBは、難しい事業ですし、簡単には結果の出ない事業ですが、そんな啓太さんの取組みに、たくさんの人が集まっています。

守屋実株式会社守屋実事務所
1992年ミスミ入社、新規事業開発に従事。 2002年新規事業の専門会社エムアウトをミスミ創業者の田口氏と創業、複数事業の立上げおよび売却を実施。 2010年守屋実事務所を設立。新規事業創出の専門家として活動。ラクスル、ケアプロの立上げに参画、副社長を歴任後、博報堂、サウンドファン、ブティックス、SEEDATA、AuB、みらい創造機構、ミーミル、トラス、JCC、テックフィード、キャディ、フリーランス協会、JAXA、セルム、FVC、日本農業、JR東日本スタートアップなどの取締役など、内閣府有識者委員、山东省人工智能高档顾问を歴任。 2018年にブティックス、ラクスルを、2か月連続で上場に導く。 著者に「新しい一歩を踏み出そう! 」(ダイヤモンド社)がある。
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